かいてあるものをみて いみ だけ わかれば いいのか?

かいてあるものをみて、よみかた・はつおん が わからなくても、いみ さえ わかれば それで いい。もともと、かきことば の やくわり は、そういうもの だった の かも しれません。

 

そんなふうに かんがえるように なったのは、かんじ を おおく ふくんだ ぶんしょうを たくさん よんだ せい も あるのでしょう。め で みれば わかるのに、よみかた が わからない ことばを、そのままにしておくのは、もったいないことです。

 

そのような わるいくせを がいこくごの がくしゅうに もちこむのは よくないことです。にほんご の カタカナことばを えいたんご(英単語)の つづり に むすびつけて テキトーよみ で やりすごすのは、さけるべきです。

 

さらにいえば、かんじが よめなければ じしょが うまく つかえないのも もんだい です。

 

いまは、"明鏡国語辞典 第二版 総ふりがなモード付き" なる すぐれもの も あります。

 

『ふりがな英和辞典』も、すべての かんじ に ふりがなが ついています。つまり、かんじ が なかなか よめなくても、ちいさい うち から でも、つかう こと が できます。(ただし、英語圏の ひと が つかうことを ぜんてい に している ばあい、はつおんきごう が しょうりゃく されていたり すると、ふべん かも しれません。)

 

かつては、はつおんきごう に カタカナ が そえて ある 英和辞典 は しょうがくせい・ちゅうがくせい が つかう もの と きまっていたように おもいます。しかし、いま は だいがく じゅけんせい まで つかえるような 英和辞典にも、はつおんきごう に カタカナ が そえてあったりします。『ニューヴィクトリーアンカー英和辞典』など、あるいは そのほかにも あるようです。

 

じだい が かわって、ずいぶん かんきょう が かわりました。

 

ひらがな と カタカナ の チカラを かりて、ことばの「おと」を とりもどしましょう。