穏健派の 改革案は 一般的傾向として、正書法全体を みわたすような 体系性は なく、不規則な ところ だけ を 部分的に 修正したり、簡略化 できる ところ だけ を 簡略化 したり する よう です。
たとえば、母音字+子音字+よまないe のパターンで母音字が「長音」(エイ、イー、アイ、オウ、ユー)であることをしめすとき。あてはまらない場合は語末の e を削除します。give, have, definite, engine, medicine, opposite などでは うまくいきます。ただし、chance, hospice, menace, office などでは、c の よみかたに かかわるので e の削除が できません。machine, police などでは母音つづりをかえるしかありませんが、穏健派なので無理です。そして、recipe の e のように発音する場合は、e の文字を別の文字(たとえば y)にかえることになります。
そもそも、はなれたところに e をつけて「長音」をあらわしたり(bathe, waste)、さらには、子音字を二重にして直前の母音字のよみかたが「みじかい」ことをあらわす(diner vs dinner, super vs supper)など、かなり不自然です。母音の音をあらわすのは母音字つづりであるべきです。
(ただし、二重子音字をなくすと混乱をまねく場合もあります。)
穏健 かつ 体系的な 改革案が あるとしても、英語のつづり本来の複雑さをそのままひきつぐことになります。("規則化英語" や "Traditional Spelling Revised" など。)
これに対し、急進派の つづり字改革案は、音素ごと に 表記法を しめす リストを かかげて 一貫性を おいもとめ、発音に 関係のない よぶんな 文字の 省略を 徹底させて、表音主義を めざすものです。同音語の つづり の くべつ は ほとんど しません。
表音主義の改革案の典型例は、/エイ/、/イー/、/アイ/、/オウ/、/ユー/ を それぞれ ae, ee, ie, oe, ue で 表記するものです。これは、おそらく a_e, e_e, i_e, o_e, u_e を ふまえたものでしょう。マジック e をつかうパターンは、英語圏では split digraph「分割二重音字」(分裂2字1音 の つづり)
とも よばれています。分断されたものをくっつけて、ただの母音ダイグラフ(2字1音) と して ae, ee, ie, oe, ue を 正書法全体に ひろく あまねく あてはめよう と いう こと なのでしょう。
ちなみに、2つの母音字については、こういうのがあります。
"When two vowels go walking, the first one does the talking."
"When two vowels walk, the first one says its name."
2つの母音字が ならんでいるとき、ひとつめ の ほう は もじ の なまえ どおりに 言い、ふたつめ の ほうは よまない。いわゆる「礼儀ただしい母音のルール」です。ai, ee, oa などには あてはまりますが、au, eu, oi, oo, ou などのように、あてはまらないものも あります。ダイグラフ(2字1音)として おぼえるべきものです。
「礼儀ただしい母音のルール」は、ae, ee, ie, oe, ue には、よくあてはまります。とくに、表音主義の つづり字改革案の ばあい には。
"母音字+子音字+e" から ae, ee, ie, oe, ue への変化は、わかりやすいといえます。-e をまえにうごかして、母音字と e をくっつけます。
ae, ee, ie, oe, ue は、Anglic、Nue Speling、SoundSpel などで つかわれています。(こまかいところは すこしずつ ことなります。)
そして、それ以外の表記法をつかう改革案も存在します。
ae, ee, y, oe, ue --- つづり字改革案 New Spelling 90 に おける 表記法
http://spellingsociety.org/uploaded_pamphlets/p12ns90-pamphlet.pdf
ai, ee, y, œ, eu --- かつて "The Pyoneer Ov Simplifyd Speling" と いう 小冊子で つかわれていた 表記法
http://spellingsociety.org/uploaded_newsletters/pyoneer2-newsletter.pdf
oe ではなく œ を つかうようです。
ay, ey, iy, oe, ue --- Neytoe Inglish に おける 表記法
http://www.angelfire.com/wa/derludwig/ingglic.html
"Restored English Spelling" では、つぎのように なります。
ai, ee, y, oa, ue --- 子音字の前
ay, e, I/y, o, u --- それ以外の場合
"RichSpel-Long" では、つぎのように なります。
ai, ee, ie, oa, ue --- 全般的に
-ay, --, --, -o, -- --- 語末・長い単語の一部で
http://spellingsociety.org/uploaded_views/richspel-long-personal-view.pdf
ai(全般的) maid
ay(語末など) day |
ee (全般的)feed |
ie (全般的)pie |
oa (全般的)float
o (語末など)ago |
ue (全般的)cue
situate は situait に なる。ue の e が はぶかれる。 |
"Regspel" では、/エイ/・/イー/・/アイ/・/オウ/・/ユー/ が、つぎのように なります。
Regspel 書記素 | IPA | 単語例 | Regspelでの つづり |
ae, ay | eɪ | maid, stay | maed, stay |
ee | i: | feed, lead | feed, leed |
ie, y | aɪ | island, my | ieland, my |
o(e) | əʊ or oʊ | foe, flow, banjo | fo(e), flo(e), banjo(e) |
ue, ew, eu | ju: | union, stew, Europe | uenion, stew, Europ |
http://spellingsociety.org/uploaded_views/pv15linstead-personal-view-1419715177.pdf より、部分引用し、一部改変。
マジック e の パターンを つかわず、ae, ee, ie, oe, ue を 基本に すえて、そのほかに つづり の パターンを いくつか みとめるということ。
be, he, me, she, we, I, U など は、そのまま。-old も そのまま(gold, sold)。あるはずの e を はぶく ということらしい。(リンクさき 9ページ。)
/ai/(アイ)の おと に ie と y の 2つ を 対応させているのは すばらしい。
ちなみに、語末の -y は、/-i/ も /-ai/ も あらわしうる。simply, my.
ついでに、/k/ の 音 は つねに k の 文字で かかれる。cold は kold に なる。
マジック e の パターンを つかわない 改革案の ばあい、きほんてき には 二重子音字を つかわないこと に なります。そうすると、(改革案のルールによっては、)発音の ことなる below と bellow
の つづり が おなじ に なってしまうことが あります。(サウンドスペルでは、beloe と belo に。)
表音主義なのに、発音の ことなる conquer と concur の つづり が おなじ に なったりします。(サウンドスペルでは、conker と concur に。)
徹底した 表音主義の システムは 自己完結的であるために、一貫性を 重視しすぎて 非現実的に なり、あつかいにくいのです。そのため、あまり かんげい されません。
ここから さきは、表音主義の つづり字改革案を みていきます。
なお、特殊文字や 特殊記号を つかう 英語つづり字改革案 (たとえば NuEnglish など) は、ここでは あつかいません。(cafe の e の うえ に ある アクセントきごう で さえ しばしば はぶいてしまうのですから、はんざつ な きごう など は つづり を むずかしくする だけ です。)
SoundSpel「サウンドスペル」とは、The American Literacy Council(アメリカン・リテラシー・カウンシル)という 団体が おしすすめる 発音どおりの 表記法です。
サウンドスペルは、つかうひとによって すこしずつ つづり が ことなる きらい は ありました。そのためかどうか わかりませんが、リニューアルされた ALCサイトで しめされている サウンドスペルは、ルールを5つにしぼって、こまかいところを そぎおとして とても シンプルな せつめい に とどめています。
5つのルールは、「1. 短音は a, e, i, o, u」「2. 長音は ae, ee, ie, oe, ue」「3. よまない文字をかかない」「4. たいていの二重子音字をやめる」「5. 子音つづりの単純化」など。
https://americanliteracy.github.io/ts/soundspel/
SOUNDSPEL IS BASED ON SIMPLE RULES
- Short vowels are a single letter, as in: sat, set, did, dot, cut
- Long vowels are followed immediately by an e, as in: sundae, see, die, toe, cue
- No silent letters
- Most double letters are removed
- Consonants such as f, s, j have a consistent, single sound and spelling
1番目のルール補足。
「短音」をしめす a, e, i, o, u は、ストレスのない「シュワー」にも つかわれる。
2番目のルール補足。
「長音」をしめす ae, ee, ie, oe, ue の うち、-ie, -oe は 語末で -i, -o も。
3番目のルール補足。
でだしの読まない文字も 語末の無音の e も ない。
4番目のルール補足。
本家サイトでは、2021年ごろのリニューアルあたりから、ss を かなり つかうように なってきました。license, once, since を liesenss, wunss, sinss などと かきます。そして、ll に ついては、all だけをそのままにして、ball, call, fall, tall, wall を baul, caul, faul, taul, waul のように書きます。語中の rr を容認します(carry, cherry, horror)。off も容認。
5番目のルール補足。(focus, jog)
f の音は f の文字。elephant の ph や tough の gh は、f の文字で おきかえます。
c の文字は /k/ だけをあらわします。cat, cost, cut. (keep, kid などの k は、そのまま。)
s の文字は /s/ だけをあらわします。city の c は s に おきかえられて sity に。
j の文字は j の音だけをあらわします。 giraffe は、jiraf に。gym は、jim に。
g の文字は /g/ だけをあらわします。get, gap.
その5つには、もともとあったはずの oo /u:/ と uu /U/ の つかいわけ が ふくまれていません。さいわいなことです。この2つ の くべつ は かなり まぎらわしいので。
Rつき母音のつづりのルールもありません。earth が erth か urth かで ゆれていたから なのかもしれません。
つづいて、つづりかえ の みほん が しめされます。
SoundSpel (americanliteracy.github.io)
IN SOUNDSPEL, WORDS ARE SPELLED AS THEY SOUND.
hat, have, laugh, plaid
→ hat, hav, laf, plad
red, head, said, friend
→ red, hed, sed, frend
herd, earth, birth, journey
→ hurd, urth, burth, jurny
roll, hole, soul, goal, bowl
→ roel, hoel, soel, goel, boel
tough, love, judge, tongue
→ tuf, luv, juj, tung
phone, city, gorgeous
→ foen, sity, gorjus
knight, receipt, asthma
→ niet, reseet, azma
そのあとの 使用例(GETTYSBURG ADDRESS IN SOUNDSPEL)では、birth と earth が burth, urth など と なっていました。かつて の ルール では、berth, erth でしたが、ルールが あたらしくなった(2022)ようです。
-er- と -ur- の つかいわけ が あります。(ex. murder, turner)
(conquer と concur の くべつ が できます。前者は "conker" に、後者は そのまま。)
(hurricane を、"hericaen" ではなく、"huricaen" と かけるので、進歩です。)
さらに、-tion の つづりかえ に ついて。
ふるいルールでは "-shun"、あたらしいルール(2022)では "-shon" です。
ちなみに、-cian は "-shan" に なります。
伝統的つづり字に 対する 若干の 妥協が みられます。
https://web.archive.org/web/20201022001109/https://americanliteracy.com/
https://www.americanliteracy.com/soundspel.html
https://www.facebook.com/AmericanLiteracyCouncil/
https://en.wikipedia.org/wiki/SoundSpel
https://web.archive.org/web/20070107124838/http://www.spellingsociety.org/news/pvs/pv8rondthaler.php
2020ねんに スペリングソサエティで おこなわれていた 6つの改革案の人気投票。そのなかの ひとつに サウンドスペルも ふくまれていました。
http://spellingsociety.org/iesc-papers
http://spellingsociety.org/uploaded_iesc/summary-version--soundspel-misc.pdf
(ただし、えらばれたのは "Traditional Spelling Revised" でした。)
SoundSpel
http://spellingsociety.org/uploaded_iesc/summary-version--soundspel-misc.pdf
音と文字の対応一覧は、2ページに あります。
https://en.wikipedia.org/wiki/SoundSpel#Phonetics
Notation IPA Example a/æ/ sat e/ɛ/ set i/ɪ/ did o/ɑː/ dot u/ʌ/ cut
Notation IPA Example ae /eɪ̯/ sundae ee /iː/ see ie /aɪ̯/ die oe /oʊ̯/ toe ue /jʊː/ cue
マジック e のパターンは、つかいません。
2020ねんに スペリングソサエティーで おこなわれていた 6つの改革案の人気投票。そのなかのひとつに RichSpel-Long も ふくまれています。
マジック e をつかわない。同音異義語の つづりの くべつをしない。
過去形・過去分詞形の -(e)d を ほぼ たもっています。
http://spellingsociety.org/uploaded_iesc/a041w3uaq-kilner-s19f4kam-richspel-long-thumbnail-misc.pdf
http://spellingsociety.org/uploaded_iesc/summary-version--richspel-long-misc.pdf (音と文字の 対応一覧は、11ページ・12ページに あります。)
http://spellingsociety.org/uploaded_views/richspel-long-personal-view.pdf
Scheme: RichSpel-Long Author: Richard Kilner
Brief Summary
RichSpel-Long (RSL) provides very predictable spelling.
不要な文字は とりのぞかれる。例外的に、as I, she, his, this, was, has, of, be, by など、そのまま。of と off も。
それぞれの 文字 および 文字 の くみあわせ は、ひとつの音をあらわす。
あたらしく 4つの文字の くみあわせを 導入。
thh, as in thhin (thin);
xs, as in exspert (expert];
zh, as in mezher (measure);
uu, as in wuud (would).
"q" の文字は、"qu" としては もちいない。quit は qit に なる。
5つの「ながい」母音は、ai, ee, ie, oa, ue になる。as in maid, feed, pie, float, and cue.
(find, wild が、それぞれ fiend, wield に なってしまう。"Lytspel" では、fynd, wyld に なる。)
語末では、-ay と -o も。such as day and ago.
(do, to, doe, toe で 混乱する おそれ あり。)
母音が連続するとき、たとえば、situate は situait に なる。
所有格のアポストロフィーは省略。
isn't, let's, she'd などのアポストロフィーは のこる。
過去形の -(e)d は、e を発音するときは -ed で、そのほかのときは -d のみ。
複数や三単現の -(e)s は、ほぼ そのまま。
弱母音は e が原則。(ただし、第1音節ではそうではない。about の a は、そのまま。)
-sion と -tion を そのままにする。vision, naition(nation).
(ちなみに、question は "qestshen" に なる らしい。)
y は、yes と simply の よう な つかいかた のみ。ただし、by と my だけは 例外。
/k/ は、c も k も つかう。
aa も あるが、たとえば master は master/maaster など とは くべつ せず そのまま。
Lytspel(ライトスペル)も、マジック e を つかわない つづりじ改革案 です。そして、おと と もじ は かならずしも 1たい1 に たいおう している わけ では ありません。/k/ は c も k も つかいますし、sh の おと は sh だけではなく、-tion も つかわれます。
2020ねんに スペリングソサエティで おこなわれていた 6つの改革案の人気投票。そのなかのひとつに Lytspelも ふくまれていました。
http://spellingsociety.org/uploaded_views/lytspel-personal-view.pdf
この とき の Lytspel では、ストレスの ある 音節の まえに アポストロフィーを おくことになっていました。ただし、単語の 音節が 1つ、あるいは、第1音節に ストレスが ある 場合 は、ストレスの しるしを つけない。そして、ストレスの ない 母音 の つづり が かわること が あります。
のちに、ルールが あたらしくなり、アポストロフィーでストレスをしめすことはなくなり、ときおりアクセント記号をもちいるようになりました。しかも、オプショナルなので、省略も可能です。
ルールは、1ぺーじで よく まとまっています。
https://www.lytspel.org/lytspel-on-one-page.pdf
(詳細については、ここではふれません。)
かつてのルールでのサンプルテキストです。
https://www.spellingsociety.org/uploaded_views/lytspel-personal-view.pdf
Foar scoar and seven yeers a’go our faadhers braut foarth on dhiss continent, a nue naition, con’seevd in Liberti, and dedicaited tu dhe propo’sition dhat all men ar cri’aited eequel. Now wi ar en’gaijd in a grait sivel wor, testing wedher dhat naition, or eni naition so con’seevd and so dedicaited, can long en’duer.
あたらしいルールでのサンプルテキストです。
https://www.lytspel.org/overview
Four scor and seven yeers ago our faathers braut forth upon thiss continent, a nue naition, conseevd in Liberti, and dedicaited tu the proposition that all men ar criáited eequel. Now wi ar engaijd in a grait sivil wor, testing whether that naition, or eni naition so conseevd and so dedicaited, can long enduer.
th と dh のつづりの区別は一応ありますが、頻出語と "-ther" では "th" を維持するようです。
表音主義なのに -tion を のこすのか と おもいきや、ちょっと つかいかた が かわっています。
option, position, possession, musician, ocean が、それぞれ
option, position, posetion, muesition, oation に かわります。
question は、queschen に かわります。
トップページにある つづり字コンバーターで、トラディショナルな つづりじを Lytspel に へんかん できます。
https://www.lytspel.org/overview
「エイ」:ai, ay
「イー」:ee, i
「アイ」:y, (iy)
「オウ」:oa, o
「ユー」:ue
「ユー|ウー」:ue
「エイ」:ai, ay
bass, base, case, cake, face, facial --- baiss, baiss, caiss, caik, faiss, faishel
days, daze, dais は、days, dais, dayiss に なる。z が s に!
halo, naked, baked, bakery --- hailo, naiked, baikd, baikeri
shake, shaker, shaking, shaky --- shaik(!), shaiker, shaiking, shaiki
cater, crater, flavor, favor, major, razor --- caiter, craiter, flaiver, faiver, maijer, raiser
chaos, chaotic --- cayoss, cayotic
「イー」:ee, i
scene も seen も、おなじ つづり(seen) に。
east, mean, peace, speak が、eest, meen, peess, speek に。
diesel, mien, piece, shield が、deesl, meen, peess, sheeld に。
machine, police, ski, visa が、masheen, poleess, skee, veesa に。
people, aeon, oenophile が、peepl, ian, eenefyl に。
coeval, medieval, primeval --- coëevel, meediéevel, pryméevel
idea が、ydía に。
theory が thieri に なる? theeori の ほう が まし。
be, me, he, she, we は、bee, mi, hi, shi, wi に。
ski, mi は、skee, mee に。
「アイ」:y, (iy)
hi, high, sigh, thigh, thy は、hy, hy, sy, thy, dhy に。
bight, bite, byte が、byt, byt, byt に。
night, sight, site が、nyt, syt, syt に。
by, bye, buy, guy が、by, by, by, gy に。
ice, nice, style, type が、yss, nyss, styl, typ に。
behind, mind, benign, sign, child, wild が、bihynd, mynd, binyn, syn, chyld, wyld に。
arrival, rival, tidal, revival, survival --- eryvel, ryvel, tydel, rivyvel, servyvel
cycle, rifle, title --- sycl, ryfl, tytl
aisle, isle, island, islet --- yl, yl, ylend, ylit
I, eye, aye は、それぞれ y, ey, ay に なる。
人称代名詞の "I" が "y" に かわってしまう。
それ と くべつするために eye を "ey" と かくことになる。
ゆえに、eyesight, fisheye が、eysyt, fishey に なってしまいます。
I も eye も aye も、サイトワードあつかい に したほうが よかろう。
diet, quiet, piety, society, variety が、
diyet, quiyet, piyiti, sociyeti, veriyeti に かわってしまう。("iy"の使用)
hiatus, hyena が、hiyáituss, hiyéena に。("iy"の使用)
「オウ」:oa, o
bowl, own, sole, soul, shoulder が、それぞれ boal, oan, soal, soal, shoalder に かわります。
old, bold, cold, gold, mold, sold, told が、oald, boald, coald, goald, moald, soald, toald に。
pome, poem, poetry, poultry, shoulder, soldier, soul が、poam, poem, po-itri, poaltri, shoalder, soaljer, soal に。
dough, doughnut, though が、do, donut(?), tho に。
donut は doanut に。
bonus, focus, lotus が、boanuss, foacuss, loatuss に。
chromosome が、croamessoam に。
microbe が、mycroab に。
loan も lone も loan に なる。
sew も so も、so に なる。
know を "noa" とかく。no は そのまま。くべつ の ため。
owe を "oa" と かく。oh を "o" と かく。くべつ の ため。
own は、oan に なる。
oasis は、oaiciss(アクセント記号なし?) に なる。
aloe, oboe, boa, cocoa が、álo(アクセント記号あり?), oabo, boe, coaco に。
「ユー」:ue
you --- ue
ewe --- ue
euphemism --- uefemism
kewpie --- cuepi
use --- uess
used --- uesd
computer --- compueter
「ユー|ウー」:ue
due, dew --- due
neutral --- nuetrel
new --- nue
news --- nues
newt --- nuet
student --- stuedent
tune --- tuen
/u:/「ウー」:«uu»
moon, exclude, group --- muun, ixcluud, gruup
ただし、語末や他の母音の前では «u» をつかう。
clue, issue, situation --- clu, íshu, sichuaition
/U/「ウ」:«oo»
book, bull, push, put --- book, bool, poosh, poot
all, ball, call, fall, hall, small, tall, wall などは、そのまま。
false は、faulss に。fault は、そのまま。salt は、sault に。
already は、aulrédi に。
qu = /kw/ なので、quit, quest などは、そのまま。
かつては、-or- と -oar- の くべつ が ありましたが、いまは合流です。
morning, mourning は、ともに morning です。
かつては、morning, moarning でした。
oar, or, ore が、それぞれ oar, or, oar でした。これらはすべて or, or, or になりました。
pore, pour が、ともに poar でした。いまは、por です。
for, fore, four が、for, foar, foar に。いまは for, for, four です。
before は、bi’foar に! いまは、bifor です。
to, too, two が tu, tuu, tuu に。
toe, doe が to, do に。もともとある to, do と ぶつかってしまう。
https://www.thetimes.co.uk/article/hamlet-sufers-a-spell-of-outraijuss-forchun-9rdfbcqcs
http://e-speec.com/anglic.htm
http://web.archive.org/web/20120321061415/http://www.e-speec.com/anglic.htm
Forskor and sevn yeerz agoe our faadherz braut forth on this kontinent a nue naeshon, konseevd in liberti, and dedikaeted to the propozishon that aul men ar kreaeted eequel.
「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー」を それぞれ ae, ee, ie, oe, ue で 表記する 一貫性重視の 表記法の 草分け的な 改革案。
当初は、第1音節以外の 場所に ストレスが ある 場合は、そこの 母音表記を 肉太活字で 印刷する という 特徴が あったようです。
一貫性を 重視しつつも、一部の 単語は そのままの つづりを もちいることに なっています。
http://www.spellingsociety.org/bulletins/b66/b66winter.pdf
Word-signs
The use of word signs is considered essential for an easy transition to a reading knowledge of the present spelling. The existing spelling is retained in actual proper names and in adjectives formed from such proper names (England, English, etc), in foreign words which have not been naturalized (régime, table d'hôte), and in the following very common words used as word-signs:
as, be, been, by, do, has, he, her, his, how, I, is, me, my, now, of, off, she, than, that, the, their, them, then, there, these, they, this, tho, those, tcl,was, we, were, what, who, whole, whom, whose, why, with, you, your, also use ful for full, and in suffixes, -ful. (total - 43).
ところが、アングリックの 提唱者本人による(と おもわれる)文章を みてみると、上記の ルールとは まったく ことなる 改革つづり字を 使用しています。
うえ の リンクさき(6ページ)に 提唱者自身による 文章が のっていました。
突然の アドレス変更や サイト閉鎖などの 不測の 事態に そなえて、勝手ながら 文章の 一部を コピペ しました。
ANGLIC AND THE ANGLIC MUUVMENT.
The vaast majority ov reedrs who hav givn time and thaut to this importent questtion wil probably agree with me on the foloing points:
BY PROFESSOR R. E. ZACHRISSON, of The Royal University, Uppsala, Sweden.
(1) That in the interests ov Pees, Comers, and Culture, the civilized Nations ov the Wurld wil be bound to establish an International Langgwidg to be comonly uzed by the side ov the naetiv tungs.
(2) That oenly a living Langgwidg can be adopted for this purpos.
(3) That English must be chozen, becauz it has the simplest structure and the lardgest circulation, being spoken by mor than tuu hundrid milion peepl and being aulso the administrativ Langgwidg ov five hundrid milions, which meens that it is in curent use arming wun thurd part ov the wurld's population.
Neerly 100 yeers agoe wun ov the wurld's gratest filolodgists, Jacob Grimm, exprest himself as folos on the chaansis ov English as a wurld-langgwidg: "When we considr its richnis, intelectuality and condenst adaptability no wun ov aul udhr living langgwidgis mae be plased at the side ov English not eevn our German Langgwidg. Did not a whimzical, antiquated oythografy stand in the wae the ueniversality ov this Langgwidg wood be stil mor evident."
Not onely Jacob Grimm but evribody who has had the time and oportuenity ov seeriusly considring these matrs - from Queen Elizabeth's Chaanselr Sur Thomas Smith, who in 1568 publisht the furst wurk we pozes on English speling reform, til eny modern reprezentativ ov English filolodgy - wil hav to admit that ov aul langgwidgis ov culture English has the most antiquated, inconsistent and ilodgical speling. It is antiquated becauz it pictures a pronunsiation which has becum obsoleet long befor Shakespeare's time, it is inconsistent becauz its forty od sounds ar spelt in noe les than 500 diferent waes, it is ilodgical becauz meny ov its forms, e.g., debt, victuals, delight, heart, hearken ar fauls, in so far as they do not record pronunsiations which were in curent use at an urly date - such spelings ar from a linggwistik point ov vue meer Frankenstein monstrs.
It is not oenly the English speeking comuenitys, but the hole wurld that has to sufr from this unsatisfactery state ov things, for in its prezent orthografical garb English is not fitid for its hie mision ov becuming the ueniversl tung. Speling reforms hav been paast reesently in Germany and Sweden, sistems ov fonetik speling hav been dezined for Russian, Turkish, and Chinese - but England stil prides herself upon an orthografy which raadhr represents King Alfred's pronunsiation than that ov His Majesty King George the Fifth. Mae be, that the comon locution "the King's English" has oridginated in this wae.
The vaerius orthografical sistems which hav been framed reesently for the purpos ov rectifieng the English cacografy ar admirably thaut out and ar wurdhy ov the gratest consideration, but they deeviate tun much from the prezent speling, or ar tuu unsetld, with regard to deetales, imeedietly to have any chaansis ov being adoptid for jeneral practical purposis.
If we want to succeed we must wurk acording to the maxim, "Bild for the masis, and you wil win."
(以下略)
アングリックに ルールの 変更が あったのかどうかは わかりませんが、完全に べつもの に なっています。
マジック e の パターン に よる つづりも、ところどころに つかわれています。
語末の -er の "e" を 省略します。--- considr(consider), matrs(matters), sufr(suffer).
必要に 応じて つかわれる "gg" 以外は、子音字を 二重にすることは ないようです。
-ture や -tion も みうけられます。
/dʒ/ の音は、語頭では j を、語中や語末では "dg" を つかうようです。
/k/ の音を 表記する 文字としては、k だけでなく c も容認。
c の文字は、/k/ は あらわすが、/s/ を あらわすことは ないようです。(ただし、succeed は そのまま つかわれています。おそらく sucseed と 書くべきだったのでは?)
/s/ と /z/ の おと の ちがいを もじ で はっきり くべつ するのが 原則ですが、屈折語尾の s は 発音に 関係なく そのまま 維持。
other, rather, worthy を udhr, raadhr, wurdhy と 書くところを みると、どうやら 語中の th と dh の くべつ は のこったようです。それ以外では、that, the のように th を つかっています。
語末の -y が ふつうに つかわれています。(もともとの アングリックでは -i と なる はずだった。)
「ニュースペリング」は、イギリスの the Simplified Spelling Society (SSS) とアメリカの the Simpler Spelling Association (SSA) による つづり字改革案 です。
つづり字改革という ことばで おおくのひとが 連想する 改革案の 典型例です。
一定の 表記に 一定の 読みかたを きめて 一貫性を 重視した 表記法です。
代表的な 母音については、「短音」は a, e, i, o, u で、「長音」は ae, ee, ie, oe, ue で 表記します。
マジック e のパターンは 完全排除。読まない 文字は 書きません。二重子音字も rr 以外は つかいません。
http://www.e-speec.com/new.htm
http://web.archive.org/web/20120321064513/http://www.e-speec.com/new.htm
We instinktivly shrink from eny chaenj in whot iz familyar; and whot kan be mor familyar dhan dhe form ov wurdz dhat we hav seen and riten mor tiemz dhan we kan posibly estimaet? We taek up a book printed in Amerika, and "honor" and "center" jar upon us every tiem we kum akros dhem; nae, eeven to see "forever" in plaes of "for ever" atrakts our atenshon in an unplezant wae.
ただし、かつての The Simplified Spelling Society は、名称をThe English Spelling Societyに 変更しており、同団体は 現在 この案を 支持も 推進も していません。
アメリカの SSA は、現在では the American Literacy Council として 存続しており、「サウンドスペル」を 支持する 団体です。
ALFABETIKAL LIST OV DHE NUE SPELING.
a
aa
ae
ar
au
b
c
ch
d
dh
e
ee [1]
er [2]
f
g
h
i
ie [3]
j
k
kh
l
m
n
ng- at; karry
- faadher
- aed, aer
- star; stary
- aul
- bat
- (widhout h, oenly in
proper naemz)
- chat
- dot
- dhis
- end
- eel, kweer
- sister
- far
- get
- hat
- it
- fien, fier
- jet, loj
- kat, kiten
- Scotch lokh
- let
- met
- net
- sing, singerngg
nk
o
oe
oi
oo [4]
or
ou
p
q
r
s
sh
t
th
u
ue [5]
ur
uu
v
w
wh
x
y
z
zh- angger
- think
- on, swon; sorry
- goez, loer
- oil
- good, poot
- or, dor; story
- out, sour
- pet
(oenly in proper naemz)
- rat
- set
- shut, akshon
- ten
- think
- us; hurry
- hue, kuer
- burn, furst; sturing
- fuud, ruul, puur
- van
- wet
- when
(oenly in proper naemz)
- yet; empty, emptying
- zeel, goez
- vizhon[1] Reduest formz in be, dhe, he, me, she, we.
[2] Speshal ues in wer.
[3] Reduest form in I.
[4] Reduest form in to.
[5] Reduest form in U = you).
N.B. - Dhe sekond kompoenent ov as, ee, ie, oe, ue iz dropt befor anudher vouel: saing, seing, liing, goïng, duing.
R iz dubld aafter short a, o, u: karry, sorry, hurry.
同一二重子音字は つかわないのが 原則ですが、短い a, o, u の直後で r は 二重化する(karry, sorry, hurry)という特例が あります。
サウンドスペルの 場合と ことなり、初期の ニュースペリングでは、ae, ee, ie, oe, ue の 2番目の文字である e は、直後に ほかの 母音字が くる 場合には 省略される ことに なっていました。たとえば、saeing, seeing, lieing, goeing, dueing ではなく、saing, seing, liing, goïng, duing
と 書く という 具合に。
さらに、lieon ではなく lion であり、kaeos ではなく kaos であり、neeon ではなく neon です。ただし、diet の 場合、dieet と 書かずに diet だが、e の上に 分音記号を つける(diët)ことに なっていました。quite と quiet の くべつ も、kwiet と kwiët
のように 分音記号の あるなし で くべつ して いました。
しかし、のちに なって、英国SSSと 米国のSSAは ルール変更に 関して 合意に 達した ようです。
2字1音の 母音表記(ae, ee, ie, oe, ue)は、他の 母音字の まえ で あっても、省略せずに 書くことに なりました。つまり、lion は lieon と 書くことに なり、lying (当初のNSでは liing) は lieing と(eを省略せずに)書くことに なりました。これにより、quite と quiet の 場合も、kwiet と kwiët
のように 分音記号での 区別ではなく、kwiet と kwieet のように 書くことに なります。
そして、音節の さかいめを 明確にする 目的で、ドットを 使用することも みとめられるように なりました。したがって、hapi.est (happiest), terri.er (terrier), sosie.eti (society). If desired also kwie.et (quiet), as well as child.hood (childhood)
foot.hold (foothold) などのように なります。
"y" の文字は つねに 「ヨッド」の音 /j/ のみを あらわすことと なり、語末の -y は -i で 表記されることに なります。(SoundSpel では、y を /j/ にも 語末の -y /-i/ にも もちいる。)
さて、New Spelling は、さらに 若干の ルール修正が みとめられています。
Resolutions II 1971.
1. <dh> to be removed, <th> to represent <th> in both that, thick etc.
2. <oo-uu> to be reversed, thus guud food, fuul moon etc.
3. Alternativs aafter/after, baath/bath to hav a singl <a>: after, bath, pas, gras etc.
4. Replace ue, uer, ueth, Uel, uerself by yoo, yoor, yooth, Yool, yoorsey. But u to be used for you (yoo = yew).
5. For children, a ligature to be inserted during the learning stage only: consonants <ch, sh, thin, this, wh, zh, ng>, vowels <aa, ae, ee, oe, oo, ie, oi, ou, ue, nu>.
Resolutions III 1972
1. Double <r> to follow the five short vowels (formerly restricted to <arr, orr, urr>. Thus karri, horrible, hurri, and now also cherri, lirrik etc.
(Note: the idea was to make a tidy rule: all five short vowels have a following <r> doubled: <arr, err, irr, orr, urr, - SG)
2. Adoption of <o> for the long sound at the end of words: tomato, kaliko etc.
3. Adoption of wur insted of wer, to line up with hur, sur, fur, stur, blur etc; thus eliminating wer as a wordsign.
つまり、だいたい つぎのような 感じ です。
dh を つかわないことに して、th を 有声子音でも 無声子音でも つかうようにする。(both, that, thick など)
uu/u:/ と oo/U/ の つかいわけが 逆転して、uu/U/ と oo/u:/ のように なった。(guud food, fuul moon など。fool muun よりは まし。)
いままで aa で 表記しても a で 表記しても よかった 部分を a 一文字で 表記する。(after, bath, pas, gras など)
ue, uer, ueth, Uel, uerself を yoo, yoor, yooth, Yool, yoorsey(yoorselfか?) のように 書く。ただし、u は you を あらわすために つかい、yoo は yew のことである。
ただし、New Spelling 90 では つぎのように 変わります。
Of the words beginning with y, you, and youth could be spelt ue and ueth respectively. However, we prefer yoo and yooth to maintain the connections with your and young.
y で はじまる 単語のうち、you と youth は、それぞれ ue, ueth と 書くことも できよう。しかしながら、your や young との つながりを 維持するために yoo, yooth (のように 書くこと)を このむ。
5つの母音字 a, e, i, o, u が「短音」のとき r は 二重化して rr と する。(かつては -arr-, -orr-, -urr- のみに 制限されていた。今後は karri, horrible, hurri に くわえて cherri, lirrik なども rr を 使用。)
ただし、New Spelling 90 に なる と、r は 決して 二重化することは なく、-rr- は 使用しない。
語末の「長音」の o は、-oe ではなく -o を採用。tomato, kaliko など。
ワードサインとしての wer (were) を wur とする。hur, sur, fur, stur, blur などと 歩調を あわせる。
New Spelling 90 には、Nue Speling とは ことなる 点が いくつか あります。
「アイ」の音を ie ではなく y で 表記します。つまり、ae, ee, ie, oe, ue ではなく、ae, ee, y, oe, ue です。つづり が すこしだけ みじかく なります。iron と yearn が おなじ つづり(yern)に なります。
"er" か "ur" かで まようことなく、"er" で 統一します。concur と conquer は つづりが おなじに なります。
"r" は 二重には しません。(r is not changed, but it needs attention. We formulate a rule that r is retained wherever it occurs in current spelling, except of course that rr is reduced to
single r.)
"s" を 二重にして "ss" と 表記する 場合が あります。(ice が yss で、eyes が ys 。)
屈折語尾の s については、有声音・無声音の 表記上の くべつを しません。
最初から th を 発音に したがって dh と th に 書き分けたりせず、有声子音・無声子音 ともに th を つかいます。(これにより、発音の ことなる thy と thigh の 表記上の くべつ は 不可能に なります。)
また、uu と oo の つかいわけ などは なく、oo のみを 使用します。(uu は 使用しません。)
NS90の 使用例を 引用しておきます。
It woz on the ferst dae ov the nue yeer that the anounsment woz maed, aulmoest simultaeneusli from three obzervatoris, that the moeshen ov the planet Neptune, the outermoest ov aul the planets that w(h)eel about the sun, had bekum veri eratik. A retardaeshen in its velositi had been suspected in Desember. Then a faent, remoet spek ov lyt woz diskuverd in the reejen ov the perterbd planet. At ferst this did not kauz eni veri graet eksytment. Syentifik peepl, houever, found the intelijens remarkabl enuf, eeven befor it bekaem noen that the nue bodi woz rapidli groeing larjer and bryter, and that its moeshen woz kwyt diferent from the orderli proegres ov the planets.
次に、NS90における つづり と 発音 の 対応一覧 を 引用しておきます。(下線部は 上記リンクの 内容を もとに 修正。)
New Spelling 90 in Brief.
a
ae
e
ee
i
y
o
oe
u
oo
au
ou
oi
er
or
obscurefat, father
maed
set
feet
fit, piti
by, byt
lot
hoe, roep
but, muther, flud
good, moon
lau, taut
out, hou
oil, boy
merjer, tern, (inkur)
stori
vowel see text.b
c
ch
d
f
g
h
j
k
l
m
n
ng
p
qu
r
s
sh
t
th
v
w
wh
x
y
z
zhbib
replaced by k, kat, or s, faes
cherch
dog
fat, foto
got
hat
job, aej, brij
kat, kik
lip
man
nod
singer, finger
pot
kwik
run
see
shiver, naeshun, preshus
top
thin, then
vat
wil, kwaent
wich or which
fiks, ekspekt, eksampl
yung, yoo
zip, vizit
vizhenWord signs
the, be,
he, she, me, we
re- (always when prefix)
so
to
-ful (always when suffix)
New Spelling 90.
http://www.spellingsociety.org/journals/pamflets/p12ns90.php
--- Nue Speling とは ことなり、th の 有声音・無声音の 表記上の くべつを しません。(ゆえに、発音が ことなる thy と thigh の つづりの くべつは 不可能。either と ether も 米音では おなじ つづり か?)
--- 屈折語尾の s については、有声音・無声音の 表記上の くべつを する 必要は ない。
http://www.spellingsociety.org/journals/pamflets/p12ns90.php#s
--- -ce と -se の場合は、-s ではなく -ss を つかうことに なっています。cease は seess で、sees は そのまま です。princes が prinses で、princess が prinsess と なります。
needless の ss も 必要です。needles が needls で、needless が needles では、ちょっと 混乱します。
それと、-ce と -se を -ss で おきかえるのであれば、once は wunss と 書くべきです。
y の 2種類の 用法について --- 語頭では y/j/、他の場合は y/ai/
y. Although we have used y as a vowel, we have retained it as an initial consonant in words like yet, year, young, youth. This dual use is not ideal, but y's usefulness as a vowel outweighs the disadvantages. Of the words beginning with y, you, and youth could be spelt ue and ueth respectively. However, we prefer yoo and yooth to maintain the connections with your and young.
「y について。われわれは y を母音字として つかう けれども、yet, year, young, youth のような 単語における 出だしの 子音字としても そのまま 維持している。この ことなる 2種類の 用法は 理想的ではないのだが、y の 母音字としての つかい勝手は 欠点に まさる。y で はじまる 単語のうち、you と youth は、それぞれ ue, ueth と 書くことも できよう。しかしながら、your や young との つながりを 維持する ために yoo, yooth (のように 書くこと)を このむ。」
--- 「アイ」の音を ie ではなく y で しめすようですが、iodine や ion のような 単語を どう つづるのかについては なぞ です。なんらかの 例外規定が あるのでしょうか。(ルール上は、ion を yon と 書き、iron を yern と 書く はめ に なります。)
--- oo は good や moon に おける 2種類の 発音に 対応するようです。しかし、これでは full と fool、pull と pool の 区別が できなくなってしまいます。それについては、つぎの リンクさき に 説明が あります。
http://www.spellingsociety.org/journals/pamflets/p12ns90.php#digrafs
原文は リンク先にて。
「oo について。oo は ひきつづき good と food における 2種類の 発音を あらわす こと に なる。その 2つの 発音の いずれかを あらわす ために 追加的な シンボル と して uu が 提案された。そうすれば、good fuud か guud food のように くべつ する 書きかたを 持つことに なる ところ だろう。しかし、スコットランドの 話者は その 2つの 音を くべつ しないし、それゆえ 我々は 2種類の シンボルを くべつ して つかいわける 必要は ないと かんがえる。特に 現状での つづりの ありかたが 学習や つづりを 書くときに 困難を もたらすという 証拠は ないのだから。oo は、また、put の u に とってかわり --- poot、could の ou の 代わりに つかう --- kood ことに なる だろう。2つのペア、pull と pool、full と fool においては、難が あるだろう。我々としては、pull と full に 関しては 特例あつかいと し、それぞれ pul と ful のように 書くことを 提案する。これは 特に 語末の -ful では 重要である。なぜなら、単語の おわりで しばしば もちいられる --- hopeful - hoepful からである。(前置詞の) to は、too に なる はず では ある が、とても よく つかわれるので、ワードサインとして そのまま 変更せずに のこしておくのが 便利である。ただし、two と too は 両方とも too に なる。」
せっかくなので 一貫性の ためにも、類推で、full や pull だけでなく、bull の u の母音も そのままに しておいてほしいと おもいます。
スコットランド人が oo の 2種類の 発音の くべつを しないとしても、bool と bull の つづりの くべつ は する はず です。
ちなみに、soot と suit の場合は、soot を そのままに して、suit を 英国発音寄りに suet と 書きます。そして、従来の suet は sueet に なってしまいます。
「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー」を ay, ey, iy, oe, ue で 表記します。シュワーは u で 表記されます。
http://www.angelfire.com/wa/derludwig/ingglic.html
「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー」
"Restored English Spelling" では、つぎのように なります。
ai, ee, y, oa, ue --- 子音字の前
ay, e, I/y, o, u --- それ以外の場合
http://web.archive.org/web/20120214072204/http://victorian.fortunecity.com/vangogh/555/Spell/
The "long" or free vowels in RES would be represented as ai, ee, y, oa, ue in situations where they need to be distinguished from checked vowels, i.e., when followed by a consonant. Otherwise they would be represented as ay, e, I/y, o, u as in say, me, I/my, silo, guru. Hence: "I say nu boy go tel me wot u se." RES looks mor lyk English becaus it employs positiona'l speling, just lyk TO.
リンクさき では、POATAYTO (RES spelling) の よう に なっていたが、ai が 子音字 の まえ、ay が それ以外 なので、"poataito" の はず。
https://boards.straightdope.com/sdmb/archive/index.php/t-197864.html には、つぎのように かいてありました。
RES (Restored English Spelling) spells it POATAYTO.
RES uses positional spelling, the [owe] sound in the terminal position is
spelled O.
/ou/ は、子音字の まえ では oa、さいご なら o で つづる。
では、oasis は? oaaisis か?
つづり字改革案 の 多様性 を 尊重 するために のせましたが、あまり おすすめ しません。
http://simpelfonetik.com/index.html
http://simpelfonetik.com/converter.html
http://spellingsociety.org/uploaded_views/pv18kiisk-personal-view.pdf
The Star (H G Wells)
It was on the first day of the new year that the announcement was made, almost simultaneously from three observatories, that the motion of the planet Neptune, the outermost of all the planets that wheel about the sun, had become very erratic. A retardation in its velocity had been suspected in December. Then a faint, remote speck of light was discovered in the region of the perturbed planet. At first this did not cause any great excitement. Scientific people, however, found the intelligence remarkable enough even before it became known that the new body was rapidly growing larger and brighter, and that its motion was quite different from the orderly progress of the planets.
(Simpel-Fonetik)
It was on the först dei of the nuu jiir thät thi ännaunsment was meid, olmoust saimulteiniosli from thri obsöörvatoris, thät the moushon of the plänet Neptune, thi autermoust of ool the plänets thät wiil öbaut the san, häd bikam veri erräätik. Ö retardeishon in its velossiti häd biin saspekted in Disember. Then ö feint, rimout spek of lait was diskaverd in the riidshon of the pörtöörbd plänet. Ät föörst this did not koos eni greit eksaitment. Saientifik piipl, hauever, faund the intelidhens rimaarkabl inaf iiven bifor it bikeim noun thät the nuu bodi was räpidli grouing laardsher änd braiter, änd thät its moushon was kwait different from thi oorderli progres of the plänets.
実例が、http://karasawa.karakasa.com/spellingreform.html に 引用 されていましたが、サイトが つながらないので、べつのを うえに 引用 しました。
つづり字改革案 の 多様性 を 尊重 するために のせましたが、あまり おすすめ しません。
https://disruptspelling.com/
https://disruptspelling.com/quick-reference-card-is-all-you-need/
https://disruptspelling.com/on-line-translater-utility/
そのほか の 過去 の こころみ に つきましては、つぎ の リンクさき が 参考 に なります。つづり字改革案 の 多様性 を かいまみることが できます。
http://www.e-speec.com/attempts.htm
http://web.archive.org/web/20120321023112/http://www.e-speec.com/attempts.htm
http://web.archive.org/web/20070919184557/http://foolswisdom.com/users/sbett/index.htm
http://web.archive.org/web/20120214072204/http://victorian.fortunecity.com/vangogh/555/Spell/
http://wyrdplay.org/
http://wyrdplay.org/index.html
「超」基本的な12の対応を補助記号とともに示します。
ă /æ/ (hat) | ĕ /ɛ/ (pet) | ĭ /ɪ/ (bit) | ŏ /ɑ/ (hop) | ŭ /ʌ/ (cut) | o͝o /ʊ/ (book) |
ā/eɪ/(hate) | ē/iː/(Pete) | ī/aɪ/(bite) | ō/oʊ/(hope) | ū/juː/(cute) | o͞o /uː/ (boot) |
以下、規則的な対応を中心に示します。(とはいえ、buy も push も変則的なのだが。)
ă /æ/ (hat) | ā /eɪ/ (hate, tail, may) |
ĕ /ɛ/ (pet) | ē /iː/ (Pete, see, east, be) |
ĭ /ɪ/ (bit) | ī/ aɪ/ (bite,byte,lie,bye,hi,by,buy,high) |
ŏ /ɑ/ (hop ; wash) | ō /oʊ/ (hope, toe, goal, go, oh) |
ŭ /ʌ/ (cut ; son) | ū /juː/ (cute, cue, feud, few) |
o͝o /ʊ/ (book, push) | o͞o /uː/ (boot, rule, thru, threw) |
oy /ɔɪ/ (toy, coin) | oir /ɔɪər/ coir, (lawyer), (sawyer) |
ow /aʊ/ (now, out) | our /aʊər/ our, flour ; flower |
aw /ɔː/ & /ɑː/ (law, sauce) | (aur) /ɔːr/ (aural, Taurus) |
ar /ɑːr/ (card) | air /ɛər/ fair, fare |
or /ɔːr/ (sort, sore, oar ; warm) | -oor /ʊər/ tour |
ur /ɜːr/ (turn, term, third ; worm) | -ure /jʊər/ cure, pure, skewer |
「規則化英語」では、つづりのパターンに対応するよみかたをきめて、そこから逸脱した例外を修正する。マジックeのパターンも二重子音字も つかわれるが、推進は されない。
基本的な単語も ルールどおりに つづりをかえる。
th は、語頭以外では、th と dh の くべつをする。(ウィキペディアの規則化英語では、ことなる。)
動詞の過去形の語尾は、発音のとおりに表記する。 (ウィキペディアの規則化英語では、ことなる。)
ちなみに、ウィキペディアでの"規則化英語"(Regularized Inglish)は、元祖とは ちがっていて、-ed や th の つかいかた が 伝統的つづり字 そのまま です。その点では、すこしだけ "TSR" に ちかいものに なっています。
Traditional Spelling Revised では、それぞれの音素に対応する書記素のパターンを一覧表にまとめ、そこから逸脱したものを修正する。分割ダイグラフ(マジック e の パターン)も 二重子音字も つかわれる。
th は、無声音でも有声音でも そのまま。
動詞の過去形の語尾は、そのまま。
短音は a, e, i, o, u で 表記。ただし、一定数の例外(any, many, other, some)をみとめる。
長音は マジック e のほかに数種類のパターンで表記。main, mane, they, way, weigh, by, bye, buy, pie, right, rite など。同音異綴異義語の区別はかなり維持される。
/ju:/, /u:/, /U/ の区別には、こだわる。
ただし、new は、/nju:/も /nu:/も、そのまま。
"super" は、"u" をそのままにする。("oo" に しない。)
"e" は、直前の母音が短いときはカットする。
live(動詞)→ "liv"(形容詞の "live" との区別のため)、love → luv.
("-ore" の "e" は、そのまま のこすことに なりました。)
よまない g は、sign, benign などでは のこるが、gnash の g はカット。
よまない gh は のこる(night, thought)。ただし、through は (thru ではなく) throo に。
/f/ の gh は、ff になる(coff, enuff, laff)。
/f/ の ph は、そのまま(phone)。
語中の二重子音字は、ストレスのある短い母音の直後で使う(dinner, supper)。(ll, ff, ss などは語末でも使われる。)
qu, tch, th, x, -(e)d, -(e)s, -sion, -tion, -sure, -ture などは、そのまま。
接尾辞をおおむね維持。
不規則でも類推の有効なパターンをそのまま維持。
借用語のつづりをそのままにする。(cello, chef.)
部分的修正では 根本的解決に ならない。表音主義は なじみにくい。そして、保守主義で 英語のつづりが むずかしいままだと、学習に時間がかかり、つかいこなせる人が ふえにくい。(英語ユーザーが多数派にならないのは、いいことかもしれません。)
「短音」の a, e, i, o, u の つづり が 不規則な ばあい | OUGH や AUGH の つづり |
"ea", "ear", "eau" の つづり の よみかた | ch なのに /k/ の おと で よむ ばあい |
外部リンク(暫定) |
1908ねん せつりつ。まだまだ これから? |
「規則化英語(Regularized Inglish)」(ウィキペディア) ふきそくな つづりを きそくてきに なるように しゅうせい します。ただし、knight の よまない k や gh など は (よみかたの さまたげに ならない ので) そのまま のこります。whose が "hooze" に なったりします。 |
カナモジカイ の ホームページ かんじをつかわない。わかちがきをする。まぎらわしいことばをいいかえる。ただし、リンクさきのサイトでは、かんじを まったく つかわない ぶんしょう は、まれ です。 |
現代日本における「識字」のイデオロギーと漢字不可欠論 -漢字文化をよそに100年さきをいく点字- |
https://daydreem-beleever.jimdofree.com/
2018.11.17.たちあげる
もとのサイトは、
www.geocities.jp/yomikata_spelling/
えいたんご の よみかた : つづり と はつおん の ルール と パターン
こえ に だして よめば、単語 は おぼえやすくなる。英文を 音読すれば 英語が 身につくのだと いわれる。
しかし、英単語の よみかた が わからなければ 音読は できない。それが 原点 だった よう に おもいます。
英語は、文字と発音の関係が 複雑なので、身につけるのには 時間が かかります。じゅうぶんな時間・気力・体力などを もつ 人 たち だけ が、英語を身につけられるというわけです。
つづりが むずかしければ それだけ 時間が かかります。ゆえに、英語をつかえる人が ふえにくい。でも、そのほうが いいのかもしれません。もしも 英語をつかう人が マジョリティーに なったら、おしまい です。つかわないひとが おいつめられることになるので。
カナモジカイ の ウェブサイト
http://kanamozi.org/
かんじ を みなければ いみ が わからないような ことば は、つかわない ほう が いい。のぞまれるのは、カナモジ で かいても いみ が つたわる ことば。みみ で きいて わかりやすい ことば。
カナモジカイ は「コトバのバリアフリー」をうったえ、「漢字を使わないことを恥としない文化」の創造をめざしている(https://twitter.com/kanamozikai/status/1632246825750269953)とのこと。
もっと つかうカンジを へらしたほうがいいのでは?
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