伝統重視の英語つづり字改革案(TSR)

 

"Traditional Spelling Revised"(TSR)

 

英語の つづり は ふくざつ です。だからこそ つづり字改革運動が あります。

 

2020ねん、イングリッシュスペリングソサエティという団体では、たくさん ある つづり字改革案の なかから 6つに しぼりこんで、どれかを えらぼうという こころみを おこなっていました。えらばれたのは "Traditional Spelling Revised" でした(2021.4.12.)。便宜的に 「伝統的つづり字みなおし案」 と やくしておきます。

 

https://spellingsociety.org/international-english-spelling-congress

 

ここで あつかうのは、フォニックス前提の英語つづり字改革案です。

 

マジックe も 二重子音字も あります。2字1音の母音つづり も あります。

マジックeは(推進せずに)維持し、二重子音字のルールを徹底させます。

 

よぶんな文字をへらしますが、サイレント文字であっても、役割があれば維持します。

 

発音とつづりの対応パターンを設定して、そこから逸脱した不規則な例外をへらします。

 

ただし、類推の有効なものは維持します。

 

例外についての説明が いろいろと のせてあるのは、予測不可能性をへらすためであると かんがえられます。

 

 

 

night は、nite にせず、そのまま。sight, site, cite も、そのまま。

 

buy, by, bye の 区別も そのままです。

 

ウィキペディアにも ページが できています。

https://en.wikipedia.org/wiki/Traditional_Spelling_Revised (英語)

https://ja.wikipedia.org/wiki/Traditional_Spelling_Revised (日本語)

https://pt.wikipedia.org/wiki/Traditional_Spelling_Revised (ポルトガル語)

https://es.wikipedia.org/wiki/Traditional_Spelling_Revised (スペイン語)

https://ru.wikipedia.org/wiki/Пересмотренное_традиционное_правописание (ロシア語)

 

ポルトガル語版とスペイン語版は、くしくも  イングリッシュスペリングソサエティーの創立記念日(9月10日)に ページが 登場です。ロシア語版は、2022年9月の下旬に できたのですが、しばらくのあいだは ほかの言語版よりも 閲覧数が多かったのが ナゾです。できたてだったので一時的な現象だったようです。(とはいうものの、ロシア語版のチカラの入り具合は相当なものです。) 

  

英語本来の基本的なルールを徹底させる

 

英語本来の基本的ルールを はっきりさせて、それらを あまねく あてはめようというものです。音と文字の 一対一 対応を めざさず、つづりをみたら よみかたが わかるようにする。ただし、それぞれの音に 対応する つづり は いくつか みとめる。そして、やや変則的な場合でも 類推が有効ならば パターンとして みとめる。

 

あたらしい システムを つくらず、それぞれの発音に 対応する 許容範囲 の つづり の リストを しめします。そのとおりに まよわず よめる つづり は そのままで、逸脱 する もの だけ つづりを かえるような つづり字改革案 です。

 

ルールが すこしずつ かわってきたようです。

 

かつてのルール

https://spellingsociety.org/uploaded_views/traditional-spelling-revised-personal-view.pdf

 

IESCバージョン

https://spellingsociety.org/uploaded_iesc/summary-version--traditional-spelling-revised-misc.pdf

 

https://spellingsociety.org/iesc-papers#TSR-Publications

 

つづりかえリストが アップされました。

https://spellingsociety.org/uploaded_iesc/1000-most-common-words-transcribed-into-tsr-misc.pdf

 

2022年6月には、つぎのようなものが でてきました。

https://spellingsociety.org/uploaded_iesc/tsrfullguidance0622-misc.pdf

TRADITIONAL SPELLING REVISED 

FULL GUIDANCE 

2023年6月に、COMPLETE GUIDANCE として内容が一部変更されました。ANNEX D (SUMMARY OF MAIN CHANGES SINCE EDITION OF JUNE 2022) に変更点についての記載あり。

 

2023年10月には、あたらしい COMPLETE GUIDANCE です。

https://www.spellingsociety.org/uploaded_iesc/tsrcompleteguidanceoct23-misc.pdf

 

あたらしいルールでは、5つの「長音」に対応するつづりパターンは、つぎのとおり。 

 

/エイ/--- a-e, ai, ay, eigh, ey

/イー/--- e-e, ee, ea, (e)

/アイ/--- i-e, ie, y, -ye, -uy, -igh

/オウ/--- o-e, o, oe, oa

/ユー/--- u-e, ue, u, ew, eu

 

hay と hey、pray と prey の くべつ が できます。

rain, reign, rein の くべつ は、rain を そのままにして、reign と rein を "rane" に かえることに なるのだろうと おもいます。

great を grait に かえて、grate とは くべつ します。

 

かつてのルールでは、/i:/ を あらわすのは e-e(scene) と ee(feed) だけで、あとは be, he, me, she, we などの 特例を みとめるだけでしたが、あたらしいルールでは ea(lead) も みとめることに なりました。したがって、sea と see、meat と meet など の つづり の くべつ が たもたれます。(ただし、create を cre-ate などと書くようになりましたが。)

 

あたらしいルール 7. Other Rules の 4ばん目。あらたに 分音記号を つかうように なったのは ざんねん です。create や real の a の うえ に 記号を つける ひつよう が あるのでしょうか? ただし、これは "optionally" とのこと。そして、分音記号のない ea は /i:/ です。

 

ふるいほうの子音表記一覧では、s のところに slam, city, scene, psycho, mass が あがっていました。あたらしいほうでは、sun, hiss, city が あがっているのみ。scene については、7. Other Rules に ありましたが、psycho の ps- についての 説明が みあたりませんでした。9. Words that TSR changes には、– e.g. wrong, gnash, honour / honor. など が あがっていて、でだし の よまない もじ が さくじょ されることが しめされています。ひょっとしたら、ルールが かわって、でだしの よまない もじ は すべて さくじょ することに なったのかもしれません。もしも psychosis が sychosis に かわったとしても、ch /k/ を そのままにしておけば、sycosis との くべつ は できるので。

 

https://www.spellingsociety.org/uploaded_iesc/3-4000-common-words-alphabetic-misc.pdf では、psychology が psyckollogy に。ps- が維持されていました。(ついでに、echo は ecko に。)

 

 

(1000語つづりかえワードリストでは、character を carracter に かえています。spellingsociety.org/uploaded_iesc/1000-most-common-words-transcribed-into-tsr-misc.pdf)

  

つづり と 発音 の 一覧表 に 合致 する 範囲 で、同音語 の つづり を くべつ。合致 しなければ、つづり を かえます。ただし、あきらかに 外来語 と わかるもの は、そのまま。chef も chemistry も そのまま です。にもかかわらず、courage の つづり は currage に かわります。machine は、外来語あつかい ならば そのまま、書きなおすなら masheen です。

 

もんだい なの は、どのようなときに どんなふうに かきなおすのかについて、かならずしも あきらかに なっていない こと です。(1000語つづりかえリスト も あたらしいつづりかえリスト も アップされました。)

 

よまない gh は、ほとんど そのまま のこります。bough, eight, high, ought, taught など。(で、doughty, drought などの gh は?)

 

gh が /f/ の おと を あらわす ばあい は、f の もじ で つづり を かえます。

ただし、ph /f/ は、そのまま です。

 

やや 不規則でも 類推の きくもの は そのまま です。

 

フォニックスでいう「サイトワード」のような「サインワード(Sign Words)」が すくなからず あります。

  

 

"Traditional Spelling Revised"(TSR) の COMPLETE GUIDANCE 

 

https://www.spellingsociety.org/uploaded_iesc/tsrcompleteguidanceoct23-misc.pdf

 

TRADITIONAL SPELLING REVISED

COMPLETE GUIDANCE 

 

SUMMARY 

What TSR retains 

What TSR changes 

 

THE DETAIL 

A. VOWEL SOUNDS

B. CONSONANT SOUNDS

C. THE PRINCIPAL RULES OF TSR

D. IRREGULAR SPELLINGS RETAINED FROM TS

E. SPELLINGS THAT TSR CHANGES

F. HOMONYMS 

G. STRESS

H. INTERPRETATION OF TSR IN DIFFERENT DIALECTS 

I. CONCLUSION

 

ANNEX A 

INTERPRETATION OF CERTAIN DIGRAPHS

ANNEX B 

 INTERPRETATION OF TSR IN DIFFERENT DIALECTS

ANNEX C 

SAMPLE TRANSCRIPTIONS

ANNEX D 

SUMMARY OF MAIN CHANGES SINCE EDITION OF JUNE 2022

 

発音に 対応する つづり の 一覧表 あり

 

https://www.spellingsociety.org/uploaded_iesc/tsrcompleteguidanceoct23-misc.pdf

THE DETAIL 

A. VOWEL SOUNDS

B. CONSONANT SOUNDS

 

リンクさき に 一覧表 が あります。

 

father を faather と つづるのは、はたして 必要なのかどうか。

 

 

a

a-e --- face

ai   --- laid

ay --- stay

eigh --- neigh

ey --- they

break, great, steak, yea などは例外。

break, great は、braik, grait に なる。

deign, feign, reign などは例外。

rein, skein, vein も 例外?

どのように つづりを かえる?

 e

e-e --- scene

ee --- feed

ea --- lead

be, he, me, she, we などは特例あつかい。

"ie" は、この音には つかわない。

believe は、beleev に なる。

police の i は、そのまま。(あるいは ee ?)

 i

i-e --- side

-ie --- die

y --- why

-ye --- dye

-uy --- buy

-igh --- sigh

I は、そのまま。

hi, pi, sci-fi は、どうなる?

eye は、そのまま。では、aye は?

style は、そのまま。では、type は?

sign, design, resign など、そのまま。

child, kind, mild, mind, pint など、そのまま。 

 o

o-e --- bone

o --- banjo

oe --- floe

oa --- moan

old, bold, cold, gold, ... などは、そのまま。

"ow" は、この音には つかわない。

low, show は、lo, sho に なる。

both, growth, own → boath, groath, oan

host, most, post → hoast, moast, poast

 u

u-e --- tune

-ue --- due

u --- usual

ew --- few

eu --- Europe

"eu" は、ギリシャ語起源の語のみ。

beauty は、"buety" に なる。

beautiful は、"buetiful" に なる。

   

 

 

 

「短音」を あらわす つづり字


みじかい 5つ の 母音発音 は、それぞれ、pan, pen, pin, pond, pun で しめされる。

 

「短音」の a --- pat, bath (GenAm)
Short A の 音に 対して、a を みとめる。では、aunt の あつかい は?

「短音」の e --- pet
Short E の 音に 対して、e を みとめる。friend, heifer, jeopardy, pleasure などは、つづりを かえることに なる。any, many は サイトワードあつかい。

「短音」の i --- pit
Short I の 音に 対して、i を みとめる。system は sistem に、hymn は him に かわる。

「短音」の o --- pot
Short O の 音に 対して、o を みとめる。wash は wosh に、quality は quollity に かわる。二重子音字の つかいかた に 要注意。

「短音」の u --- pun, brother
Short U の 音に 対して、 u と o を みとめる。
done, none, one, mother, other, another や some は そのままなのに、come は "cum" に かわる。
couple, double, trouble などは、外来語あつかい なのかどうか。(つづりかえリストでは trubble 。)

 

「長音」を あらわす つづり字

 

「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー」を みてみます。

 

/エイ/--- a-e, ai, ay, eigh, ey

/イー/--- e-e, ee, ea, (e)

/アイ/--- i-e, ie, y, -ye, -uy, -igh

/オウ/--- o-e, o, oe, oa

/ユー/--- u-e, ue, u, ew, eu

 

 

/eɪ/--- face, laid, stay, neigh, they.

規則的なパターンとしては、a-e, ai, ay, eigh, ey などを みとめる。
やや不規則(danger, paste)であっても、a が /ei/ の発音をあらわしているのなら、そのまま。bass /beis/ は、baiss に なる。case が、caiss に!

/i:/ --- scene, feed, lead.
規則的なパターンとしては、e-e, ee, ea, (e) などを みとめる。

なお、be, he, me, she, we などは サイトワードあつかい。

ea は、real, realize などで 分音記号を つけることもできるが、あくまで "optionally" とのこと。
そして、machine, police などの 外来語のつづり は そのまま なので、i を /i:/ で 発音する もの も そのまま。(ただし、machine は "masheen" も。)

/aɪ/ --- side, die, why, dye, buy, sigh.

規則的なパターンとしては、i-e, ie, y, -ye, -uy, -igh などを みとめる。
やや不規則(sign, sigh)であっても、i が /ai/ の発音をあらわしているのなら、そのまま。

"eye"の つづりを そのままにする。

(liar が lyar に、lion が lyon に、triumph が tryumph に、trial が tryal に かわる。)

(wind /waind/ を そのままにして、くべつ の ため に、wind /wɪnd/ を "winnd" に かえるらしいのだが、やめておくべき。)

/ou/ --- bone, banjo, floe, moan.
規則的なパターンとしては、o-e, o, oe, oa などを みとめる。
やや不規則(old, folk)であっても、o が /ou/ の 発音をあらわしているのなら、そのまま。
show は sho に、both, growth, own は boath, groath, oan に、かわる。
shoulder は sholder に、host, most, post は hoast, moast, poast に、かわる。
dose は doass に!?
gross は groass に。
owe は oe に。
そして、beau, gauche などの "eau" や "au" などは、外来語なので、そのまま。

/ju:/ ---
tune, due, usual, few, Europe.
規則的なパターンとして、u-e, ue, u, ew, eu などを みとめる。
eu をつかうのは、ギリシャ語起源の語のみ。
beauty は buety に かわる。
beautiful は buetiful に なる。


https://spellingsociety.org/uploaded_iesc/summary-version--traditional-spelling-revised-misc.pdf

https://spellingsociety.org/uploaded_iesc/1000-most-common-words-transcribed-into-tsr-misc.pdf

 

 

/ju:/ と /u:/ と /U/ の くべつ

 

この改革案(TSR)は、/ju:/ と /u:/ と /U/ の くべつを はっきりさせようとして、oo や uu の つかいかたを きびしく さだめている。

 

bloo(blue), food, rool(rule), throo(thru), tooth, troo(true), trooth(truth)

 

fuut(foot), guud(good), puush(push), puut(put), stuud(stood)

 

 

ただし、could, should, would は、特例あつかい で、そのまま。two も そのまま。

 

"new" は、/nju:/ でも /nu:/ でも、おなじ つづり の まま です。

 

"super" は、そのまま。(つまり、"sooper" とは 書かない。)

 

TSR1000語リストによれば、room が "ruum" に なっている。"oo" の発音の不安定さをみせつけられた事例です。/u:/ と /U/ の区別が いかに むずかしいかということ。

 

 

 

"ou" と "ow"

 

"ou" は、/アウ/ の音のみをあらわす。ただし、could, should, would は、例外。"-ought" も そのまま のこる 例外。

 

"ow" が /アウ/ の音をあらわすのは、語末(now)と、母音の前(flower)と、n の文字の前(brown)。(ただし、bounce, mount, round, sound。)

 

そして、"ow" が /オウ/ の音をあらわすときは、"-o(e)" に なる。
(ただし、growth, own は groath, oan に。)

  

 

"oi" と "oy"

 

 母音書記素一覧に よれば、coil, boy なので、いままでどおりと おもわれる。

oyster が oister に  なるのかも。

 

 

"au" と "aw"

 

母音書記素一覧に よれば、/オー/ の 音に 対応するのが、

 law, autum(n), ought*, walk*, fraught*, all*, already* なのだそうである。"-aught" も "-ought" も、そのままにするらしい。

 

つまり、thought を thaut と かくべきか、thot と かくべきか、まよわなくてすむことになる。しかも、同音異義語の aught と ought の くべつ も たもてる。 

 

 

father の a は "aa" に かわる 

 

father の a は、"aa" に かわる。

 

ただし、alms, balm, calm, palm, psalm / calf, half などは、そのまま の つづり を つかう。

 

 

bother, cost, crisis

 

brother, mother, other, smother などの つづりを そのままにして、それらとの 発音の くべつを しめすために、bother を "botther" に するということだったのだが、このようなことが とりけしになった。

 

cost が cosst に、というのも とりけしになった。(2023.9.の単語リストでは、host, most, post は、hoast, moast, poast に。)

 

crisis が cryssiss に なってしまうらしい。(2023.9.の単語リストによる。)

 

ss を 拡大?

 

else が elss に。

gas が gass に。

 

hustle --- hussle

muscle --- mussle

 

base, case が、baiss, caiss に?

 

necessary が nessessary に なるのなら、

notice が notiss に なっても いいのでは?

office が offiss に なっても いいのでは?

service

surface

furnace

palace

 

ちなみに、purpose は purposs に。

ならば、purchase は purchass か?

 

police が poleess に なるのは ありえない。せめて、poleece だろう。

2023.9.の単語リストでは、policeman の つづりを維持することに なっていた。

 

 

 

starring, staring, stareing

 

 

 

ch, gh, ph, th

 

 

http://spellingsociety.org/uploaded_iesc/1000-most-common-words-transcribed-into-tsr-misc.pdf では、つぎのとおりでした。

 

character  carracter.  ---- ch/k/

technology  tecnology. ---- ch/k/

 

machine (1) machine. (TS is simply irregular. TSR retains loan word spelling.)

machine (2) masheen. (TS is simply irregular. TSR introduces new spelling.)

 

 

https://www.spellingsociety.org/uploaded_iesc/3-4000-common-words-alphabetic-misc.pdf では、すこしだけ ちがうようです。(character が そのまま でした。)

 

 

ck, tch, wh

 

wh は、whole が 'hole に かわる のみ の よう で ある。 

 

 

 

ストレスのない -ey と -ous

 

  

attorney aturney.----  -ey

monkey munkey.  ----- -ey 

 

これなら、alley と ally の くべつ が できそうだ。

 

alley が allee に!

ally は、名詞ならそのまま、動詞なら aly だとのこと。

 

ambitious, curious, serious は、そのまま。

 

 

 

その他メモ

 

 

 

sc, sch --- そのまま。scene, school.

 

salt が sollt に?!(サブグループなのでは?)

 

x は、ks も gz も あらわす。

 

でだしの x /z/ は、そのままなのか、z をつかうのか、わからない。

 

/z/ は、z、s

 

2023.9.の単語つづりかえリストでは、style は そのまま。

だとしたら、byte, gyve, hype, lyre, pyre, type などは?

-y-e は、パターンとして「あり」なのかどうか。

 

https://www.reddit.com/r/TheEnglishSpellingSoc/comments/o5dcjr/so_we_really_have_a_solid_reform_to_support_now/?sort=new

 

labors4nabors chat #35 Stephen Linstead's Traditional Spelling Revised wins

https://www.youtube.com/watch?v=KPHDh7mrBnY

 

 

 

どんなときに どんなふうに つづりをかえる?

 

つづりかえリスト が アップ されていました。 

https://spellingsociety.org/uploaded_iesc/1000-most-common-words-transcribed-into-tsr-misc.pdf

 

もんだい なの は、どのようなときに どんなふうに かきなおすのかについて、かならずしも あきらかに なっていない こと です。

(それでも、https://www.spellingsociety.org/uploaded_iesc/tsrcompleteguidanceoct23-misc.pdf の E. SPELLINGS THAT TSR CHANGES の ところを みれば かなり わかります。)

 

E.  TSR(伝統的つづり字みなおし案) が かえる つづり字

 

(ここに しめすのは 忠実な翻訳ではありません。詳細は 原文を ごらんください。)

 

  • 伝統的つづり字の文字の組み合わせがあいまいな場合には改革される。かくして、TSRでは、<ie>は <die> や <fairies> におけるような音をあらわし、<believe>におけるような音をあらわさない。そして、<ow>は、<town>におけるような音をあらわし、<tow>におけるような音をあらわさない。そのような事例は、つづりをかえる。
  • TSRは、よぶんなもじをとりのぞく。<wrong>, <gnash>, <h’our>, <’write>. ただし、同音異義語の区別のためにアポストロフィーをつかってもよい。
  • 語末の<e>は、先行する母音字のよみかたが「みじかい」ときは全般的に省略される。<dove> は <duv> に なる。ただし、<-ive> と <-ore> については、D.4. (viii) & (xi) を参照。
  • 二重子音字のルールが ただしく 適用されていない場合: <committee> は comittee に、<accommodate> は acommodate に なる など。
  • 発音の混乱をさけるため、TSRは<dystopia>のような単語のつづりを<distopia>に かえる。

 

 

 

 

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それぞれの おとに 対応する 表記 は いくつか ありますが、それぞれの 表記は 原則として よみかた が ひとつ に さだまるような 改革案です。例外は 説明によって しめされます。

二重子音字の 用法も 徹底させて、発音に 関係ない 文字は 削除し、書きかたに ある程度の 一貫性を もたせます。おなじ 発音の 単語が おなじ つづりに なることも たまには あります。

はつおん の ことなる たんご は つづり も くべつ されます。below と bellow の くべつ も できます(さいごの w が おちます)。bow も、bow /bau/ と bo /bou/ に わかれます。ただし、はつおん が おなじ know と no は、おなじ つづり に なります。子音はといえば、chef も chemistry も、外来語あつかい で、ch が そのままなので、・・・。

【関連する内容のページ】

穏健派の英語つづり字改革案

 

 

 

 

TSR 単語の つづりかえリスト

 

 

Traditional Spelling Revised (TSR) Stephen Linstead

2nd Edition 1 13 July 2021

1000 most common words

transcribed into TSR

https://spellingsociety.org/uploaded_iesc/1000-most-common-words-transcribed-into-tsr-misc.pdf

つづりかえリスト です。 

 

2023.9.ごろ、これが でてきました。

https://www.spellingsociety.org/uploaded_iesc/3-4000-common-words-alphabetic-misc.pdf

 

 


Press release 2021-04-12

Revised Spelling System Approved

The International English Spelling Congress has voted to select a new English spelling system. Following a series of consultations and meetings, the Congress has voted in favour of Traditional Spelling Revised (TSR) as the best alternative to our current spelling system.

The proposal is that Traditional Spelling Revised (TSR) should be promoted voluntarily to run alongside traditional spelling in the hope that, if it gains sufficient support, it will eventually become the new norm, thereby accelerating access to literacy.

 

 

Examples of words changed

wash becomes ‘wosh’, love - ‘luv’, glorious - glorius, educate – edducate, foot - fuut, good - guud, blue - bloo, show – sho.

https://spellingsociety.org/press-releases_p26

 

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Traditional Spelling Revised (TSR) Stephen Linstead

2nd Edition 1 13 July 2021

1000 most common words

transcribed into TSR

https://spellingsociety.org/uploaded_iesc/1000-most-common-words-transcribed-into-tsr-misc.pdf

 

そのリストでは、ストレスのない -ey や -ous は、そのままに なっていました。 

 

 

 

 

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The Competition

Congress participants are currently voting to choose one of the six shortlisted schemes. These schemes are shown below in alphabetical order. See how they compare side-by-side. Keep following this page for further news on the outcome of the vote — an important decision, designed to achieve major improvements to our spelling system.

Congress participants have now voted to choose one of the six shortlisted schemes, namely Traditional Spelling Revised (TSR). The results were announced on 12th April 2021. See the Press Release. Download the Report of Voting as prepared by Civica Election Services.

There will now be a period of further consultation to assess the degree of support for the successful scheme, following which the Committee of the Society will consider the degree of assistance that it can offer in promoting the proposals. Keep following this page for further news on this important issue.

 

https://spellingsociety.org/international-english-spelling-congress

 

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 https://www.reddit.com/r/TheEnglishSpellingSoc/comments/o5dcjr/so_we_really_have_a_solid_reform_to_support_now/