発音に 関係のない よぶんな 文字を 削除する。その際、必要に 応じて つづり の 微調整を する。
/f/ の音は f の文字で 表記する。
「短音」は、母音字 ひとつで 表記されるのが 原則。
複数の 母音字で「短音」が 表記されている 場合は 例外。よぶんな 文字を おとす。
gh が 無音の 場合は 省略する。(ただし bough /bau/ は そのまま。)
gh が /f/ の音を あらわす 場合は、ff あるいは f に 書きなおす。
gh を /f/ と読む場合
draught | --- draft |
laugh | --- laff |
laughter | --- lafter |
"augh" が au/aw と おなじ 読みかた の とき は そのままでも いい。ただし、gh を 書かない という 選択肢 も ある。
単語の 例 | gh を 書かない 場合 |
caught | --- caut |
daughter | --- dauter, dawter |
fraught | --- fraut |
naught | --- naut |
naughty | --- nauty |
onslaught | --- onslaut |
self-taught | --- self-taut |
slaughter | --- slauter |
taught | --- taut |
bough --- 当面 そのまま
plough --- plow
hiccough --- hiccup
cough --- coff
trough --- troff
chough --- (chuff) (同音異義語 多数 あり!)
enough --- enuff
rough --- ruff
tough --- tuff
dough --- doh
doughnut --- donut
furlough --- furlow, furloe(?)
although --- altho
though --- tho
through --- thru
thorough --- (thoro)
borough --- (boro)
nought は naught と 書く こと が おおい。これは naut に してしまう。しかし、ought を aught と 書いたら 別の 単語と 衝突してしまうので 保留。
bought, brought, fought, sought, thought, wrought などについては、caught や taught と 韻を ふむので、読みかた としては 類推が 有効である。そして、書きなおしも おなじ パターンに する。
afterthought | --- afterthaut |
besought | --- besaut |
bought | --- baut |
brought | --- braut |
forethought | --- forethaut |
fought | --- faut |
nought | --- naut |
overwrought | --- overwraut |
sought | --- saut |
thought | --- thaut |
wrought | --- wraut |
ought と aught は aut とは 書かずに そのまま 保留。
類推の 通用しない もの は 個別に 修正する。
doughty --- dowty
drought --- drout
「超」基本的な12の対応を補助記号とともに示します。
ă /æ/ (hat) | ĕ /ɛ/ (pet) | ĭ /ɪ/ (bit) | ŏ /ɑ/ (hop) | ŭ /ʌ/ (cut) | o͝o /ʊ/ (book) |
ā/eɪ/(hate) | ē/iː/(Pete) | ī/aɪ/(bite) | ō/oʊ/(hope) | ū/juː/(cute) | o͞o /uː/ (boot) |
以下、規則的な対応を中心に示します。(とはいえ、buy も push も変則的なのだが。)
ă /æ/ (hat) | ā /eɪ/ (hate, tail, may) |
ĕ /ɛ/ (pet) | ē /iː/ (Pete, see, east, be) |
ĭ /ɪ/ (bit) | ī/ aɪ/ (bite,byte,lie,bye,hi,by,buy,high) |
ŏ /ɑ/ (hop ; wash) | ō /oʊ/ (hope, toe, goal, go, oh) |
ŭ /ʌ/ (cut ; son) | ū /juː/ (cute, cue, feud, few) |
o͝o /ʊ/ (book, push) | o͞o /uː/ (boot, rule, thru, threw) |
oy /ɔɪ/ (toy, coin) | oir /ɔɪər/ coir, (lawyer), (sawyer) |
ow /aʊ/ (now, out) | our /aʊər/ our, flour ; flower |
aw /ɔː/ & /ɑː/ (law, sauce) | (aur) /ɔːr/ (aural, Taurus) |
ar /ɑːr/ (card) | air /ɛər/ fair, fare |
or /ɔːr/ (sort, sore, oar ; warm) | -oor /ʊər/ tour |
ur /ɜːr/ (turn, term, third ; worm) | -ure /jʊər/ cure, pure, skewer |
「規則化英語」では、つづりのパターンに対応するよみかたをきめて、そこから逸脱した例外を修正する。マジックeのパターンも二重子音字も つかわれるが、推進は されない。
基本的な単語も ルールどおりに つづりをかえる。
th は、語頭以外では、th と dh の くべつをする。(ウィキペディアの規則化英語では、ことなる。)
動詞の過去形の語尾は、発音のとおりに表記する。 (ウィキペディアの規則化英語では、ことなる。)
ちなみに、ウィキペディアでの"規則化英語"(Regularized Inglish)は、元祖とは ちがっていて、-ed や th の つかいかた が 伝統的つづり字 そのまま です。その点では、すこしだけ "TSR" に ちかいものに なっています。
Traditional Spelling Revised では、それぞれの音素に対応する書記素のパターンを一覧表にまとめ、そこから逸脱したものを修正する。分割ダイグラフ(マジック e の パターン)も 二重子音字も つかわれる。
th は、無声音でも有声音でも そのまま。
動詞の過去形の語尾は、そのまま。
短音は a, e, i, o, u で 表記。ただし、一定数の例外(any, many, other, some)をみとめる。
長音は マジック e のほかに数種類のパターンで表記。main, mane, they, way, weigh, by, bye, buy, pie, right, rite など。同音異綴異義語の区別はかなり維持される。
/ju:/, /u:/, /U/ の区別には、こだわる。
ただし、new は、/nju:/も /nu:/も、そのまま。
"super" は、"u" をそのままにする。("oo" に しない。)
"e" は、直前の母音が短いときはカットする。
live(動詞)→ "liv"(形容詞の "live" との区別のため)、love → luv.
("-ore" の "e" は、そのまま のこすことに なりました。)
よまない g は、sign, benign などでは のこるが、gnash の g はカット。
よまない gh は のこる(night, thought)。ただし、through は (thru ではなく) throo に。
/f/ の gh は、ff になる(coff, enuff, laff)。
/f/ の ph は、そのまま(phone)。
語中の二重子音字は、ストレスのある短い母音の直後で使う(dinner, supper)。(ll, ff, ss などは語末でも使われる。)
qu, tch, th, x, -(e)d, -(e)s, -sion, -tion, -sure, -ture などは、そのまま。
接尾辞をおおむね維持。
不規則でも類推の有効なパターンをそのまま維持。
借用語のつづりをそのままにする。(cello, chef.)
部分的修正では 根本的解決に ならない。表音主義は なじみにくい。そして、保守主義で 英語のつづりが むずかしいままだと、学習に時間がかかり、つかいこなせる人が ふえにくい。(英語ユーザーが多数派にならないのは、いいことかもしれません。)
「短音」の a, e, i, o, u の つづり が 不規則な ばあい | OUGH や AUGH の つづり |
"ea", "ear", "eau" の つづり の よみかた | ch なのに /k/ の おと で よむ ばあい |
外部リンク(暫定) |
1908ねん せつりつ。まだまだ これから? |
「規則化英語(Regularized Inglish)」(ウィキペディア) ふきそくな つづりを きそくてきに なるように しゅうせい します。ただし、knight の よまない k や gh など は (よみかたの さまたげに ならない ので) そのまま のこります。whose が "hooze" に なったりします。 |
カナモジカイ の ホームページ かんじをつかわない。わかちがきをする。まぎらわしいことばをいいかえる。ただし、リンクさきのサイトでは、かんじを まったく つかわない ぶんしょう は、まれ です。 |
現代日本における「識字」のイデオロギーと漢字不可欠論 -漢字文化をよそに100年さきをいく点字- |
https://daydreem-beleever.jimdofree.com/
2018.11.17.たちあげる
もとのサイトは、
www.geocities.jp/yomikata_spelling/
えいたんご の よみかた : つづり と はつおん の ルール と パターン
こえ に だして よめば、単語 は おぼえやすくなる。英文を 音読すれば 英語が 身につくのだと いわれる。
しかし、英単語の よみかた が わからなければ 音読は できない。それが 原点 だった よう に おもいます。
英語は、文字と発音の関係が 複雑なので、身につけるのには 時間が かかります。じゅうぶんな時間・気力・体力などを もつ 人 たち だけ が、英語を身につけられるというわけです。
つづりが むずかしければ それだけ 時間が かかります。ゆえに、英語をつかえる人が ふえにくい。でも、そのほうが いいのかもしれません。もしも 英語をつかう人が マジョリティーに なったら、おしまい です。つかわないひとが おいつめられることになるので。
カナモジカイ の ウェブサイト
http://kanamozi.org/
かんじ を みなければ いみ が わからないような ことば は、つかわない ほう が いい。のぞまれるのは、カナモジ で かいても いみ が つたわる ことば。みみ で きいて わかりやすい ことば。
カナモジカイ は「コトバのバリアフリー」をうったえ、「漢字を使わないことを恥としない文化」の創造をめざしている(https://twitter.com/kanamozikai/status/1632246825750269953)とのこと。
もっと つかうカンジを へらしたほうがいいのでは?
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